- プログラミングをネットスクールで学びたいけど違いが分からない
- スクール選びのポイントはどこなの?
- スクール入学後に後悔しないためにはどうすれば良いの?
こんな疑問にお答えします。
これからエンジニアの需要がどんどん増加する見込みで、それに合わせてプログラミングスクールも乱立している状況です。
ネットスクールのサイトを見ても、ぱっと見は同じようなことを書いていますし、どこを選べば良いのかわからないですよね。
今回はプログラミングのネットスクールを選ぶときに知っておきたいポイントを5つご紹介します。
この記事を参考にすることで、プログラミングスクール選びのポイントを理解することができ、自分にぴったりのスクールを探しやすくなりますよ。
プログラミングのネットスクール選びで知っておくべき5つのポイント
プログラミングのネットスクール選びで知っておくべきポイントは以下の5つです。
- 料金
- 講師(メンター)
- 対応言語
- 質問対応時間
- 就職サポート
順番に見ていきましょう。
プログラミングのネットスクール選びのポイント1:料金
料金はサービスを購入するときに最も重要なポイントですね。
サービスの品質が良くても料金が高すぎれば手が出しずらいものです。まずは予算の範囲からスクールを絞るのが有効な方法となるでしょう。
プログラミングのネットスクール特有で気をつけるべきポイントがありますのでご紹介します。
入学金は必要か
プログラミングスクールによっては入学金が必要なスクールがあります。
学習プランの料金を見ていて安いと思ったら、入学金がすごく高かったなんてこともありますので注意が必要です。
入学金とプラン料金を足して総額でどれぐらい必要かを必ず確認するようにしましょう。
ひと月あたり(1日あたり)の料金はどれくらいか
学習プランの料金は「2か月プラン」「6週間コース」というようにプログラミングスクールごとに期間の書き方が変わっていますので、結局どこが安いのか一見してわかりません。
かならず総額を期間月数や日数で割って、「ひと月あたり」「1日あたり」の料金を計算するようにしましょう。
ちなみにプログラミングスクールによっては講師とのレッスン回数が20回とか週2回というように書かれていることもありますので、レッスンで割ってみるのも良いですよ。
プログラミングのネットスクール選びのポイント2:講師(メンター)
独学との大きな違いは講師またはメンターが付くことですね。
プログラミング言語を教えてくれたり、実務に役立つ知識を教えてくれたりします。また学習に対するモチベーション維持も担ってくれますので、学習するには心強い存在となります。
そんな講師(メンター)もプログラミングスクールによっては質が異なってきます。
注意すべきポイントを見てみましょう。
メンターとは:
レッスンだけではなく、「キャリア相談」や「モチベーション維持」のためのサポートをしてくれる指導者(助言者)です。ちなみにプログラミングスクールによっては「講師」といいつつ、メンターと同様のサポートをしてくれるところもありますので、講師とメンターの違いを深く考えなくてもOKです。
講師(メンター)はプロのエンジニアか
講師(メンター)は「現役のプロエンジニア」や「スクール専属の講師」「大学生」などプログラミングスクールによって異なりますが、おすすめは現役のプロエンジニアです。
プログラミング言語を教えてくれるのはもちろんですが、プログラミングの最先端情報を教えてもらうことができますので、実務に入ったときにとても役立ちます。
「スクール専属の講師」「大学生」の質が悪いというわけではないですが、現場の生情報が入手できるのはとても大きなポイントなので必ずチェックしてください。
講師(メンター)は専属か選択式か
プログラミングスクールによって、専属講師(メンター)が付くタイプと講師(メンター)を選択するタイプに分かれます。
専属講師(メンター)が付くタイプは、入学してから受講完了まで同じメンターの人が指導してくれます。深いコミュニケーションを取ることができるので、レッスン回数を重ねるにつれて力量にマッチした教育を実施してもらえます。
講師(メンター)を選択するタイプは、受講日時と合わせて選択した講師(メンター)から指導を受けます。いろいろな方から指導を受けられるので、最先端情報や実務に役立つ情報をたくさん入手することができます。
どちらが優れているという訳ではありませんので、好みで選んでもらえればOKです。
プログラミングのネットスクール選びのポイント3:対応言語
プログラミングスクールごとに選択できるプログラミング言語が異なります。
またプログラミング言語は1言語だけで完結できることはあまりなく、いくつかの言語を用いて作業することがほとんどです。自分が学習したい言語と関連する言語も合わせて学習できるのか確認しておくことはとても重要です。
自分の学びたい言語があるか
自分の学びたい言語がなければ、プログラミングスクールの候補から即外してもらってOKです。やりたいことができないスクールに用はないですからね。
もし学びたい言語が分からない、先を考えるとどんな言語を学べば良いのか知りたい、というような場合は、各スクールで無料体験レッスンを行っていますので、相談してみるのが良いでしょう。
学びたい言語に関連する言語の学習できるか
プログラミング言語は1言語だけで完結できることはあまりありません。例えばJavascriptもHTMLやCSSなどのWebサイト作成関連の技術を知って、活かすことができるものだったりします。
プログラミングスクールによってはプランやコースの中にいくつも言語を学べるものがあります。「このコースを学べば、こんなことができるようになります」というように書かれていますので、自分のやりたいこととマッチしているかチェックするようにしてください。
プログラミングのネットスクール選びのポイント4:質問対応時間
プログラミングはプログラムがうまく作動するためのエラー処理の連続です。
僕は本業でSQLやJavascriptなどの言語を使用しますが、作業の8割はエラー処理に時間を費やしているように感じています。それほどプログラミングというのはエラーが付きまとうものなのです。
プログラミングを独学で勉強される人もいますが、挫折される原因はエラー処理です。解決せず、時間だけがただ過ぎていくので、モチベーションを維持できず諦めてしまいます。
プログラミングのネットスクールではチャットや掲示板で、エラー処理などわからないことを質問できるサービスが用意されていますが、これこそ挫折せずプログラミングスキルを身につけられる重要サービスです。
自分のライフサイクルに合った時間に対応しているか
プログラミングスクールによって、質問への対応時間はバラバラです。日中だけの受け付けのところもあれば、7時から23時くらいと人の活動時間を網羅して質問を受け付けているところもあります。
例えば、20時帰りの社会人が21時までの対応時間のスクールを選んでしまうと、質問を受け付けてもらえない、また質問が返ってきても翌日というように、有益なサポートを上手に受けられなくなってしまいます。
できれば質問への対応時間が長いところ、そうでなければ自分が利用するであろう時間に対応しているところを選びましょう。
返答速度はどれくらいか
プログラミングスクールによっては、質問してもその返答が翌日なんてこともあります。
数分以内で返答してくれるところもあれば、24時間以内の返答と幅を取っているところもありますので、注意が必要です。
「エラー処理」を即効で解決するには返答速度は重要なポイントとなります。できるだけ返答が早いところを選びましょう。
プログラミングのネットスクール選びのポイント5:就職サポート
就職や転職を考えてプログラミングスクールに通われる人は結構います。そのためスクールによっては就職・転職サポートを用意しているところもあります。
どこまで面倒見てくれるか重要ですので、しっかりチェックしましょう。
就職や転職のサポート体制は整っているか
スクールによっては、就職や転職の相談だけ受け付けるところ、キャリア相談から企業紹介まで対応してくれるところもあります。
就職や転職を考えているようでしたら、キャリア相談・企業紹介まで対応してくれるところを選ぶようにしましょう。
もちろん最終的に別の求人サイトから応募してもOKですが、選択肢は多いに越したことはありません。
プログラミングのネットスクール選びのポイント番外編:無料体験レッスン
プログラミングのネットスクールではレッスンを無料体験することができます。実際のレッスンを受けてみて自分にマッチするかどうかは非常に大切ですのでぜひ体験するようにしてください。
せっかく入ったものの、自分と相性の合わないスクールだったら、スキルも思うように身に付きません。
1時間前後で終わるレッスンがほとんどですので、めんどくさがらずに受けましょう。
プログラミングのネットスクール選びのまとめ
エンジニアの需要増加の見込みからたくさんのプログラミングスクールが乱立しています。
どこを選べばよいのかわからないのも無理ない状況ですので、ぜひ今回ご紹介したポイントごとにチェックして、自分にぴったりのプログラミングスクールを見つけてください。
ちなみに、今回ご紹介した5つのポイントごとにプログラミングスクールを比較した内容を別の記事でまとめていますので、よかったら覗いてみてください。